第4の癒しの法則

先日、体験しに来てくださった吉田さんが感想を書いてくださっています。

 

吉田さんはフラワーエッセンスのセラピストです。

 

イーマサウンドでもバッチフラワーの音を使います。

 

私はフラワーエッセンスには通じていないので吉田さんのブログからの学びが多いです。


さて、今日は「第4の癒しの法則」についてです。

 

私は、カウンセリングやイーマサウンドセラピーを通していろいろな人と関わっています。

 

最近「癒しの法則」について考えていました。

 

 

 

河合隼雄によると心理療法のモデルは4種類あります。

 

1.医学モデル

症状→検査・問診→病因の発見(診断)→病因の除去・弱体化→治癒

 

2.教育モデル

問題→調査・面接→原因の発見→助言・指導による原因の除去→解決

 

3.成熟モデル

問題、悩み→治療者の態度により→クライエントの自己成熟過程が促進→解決が期待される

 

4.自然モデル

治療者が「道(タオ)」の状態にあることによって、非因果的に、他にも「道」の状況が自然に生まれることを期待する

 

 

 

私たちに馴染みやすいのは医学モデル、教育モデル、成熟モデルですよね。

 

自然モデルとなると、言葉を失います。頭での理解を超えているからです。

 

私は、カウンセラー・セラピストとして、最初の3つのモデルを主に使っていますが、たまに4のモデルが該当するケースがあります。

 

4のモデルが起こっている時、そこで何が起きているのだろうかと考えます。

 

 

 

そういうことを考えているときに、吉田さんのブログに刺激されてこのブログを書いています。

 

おそらく今起きていることが自然モデルです。

 

どういうことかと説明すると、

 

私の中で「癒しの法則」とはなんだろうと考えています。

 

そして、吉田さんのブログを見ます。

 

そのとき、「わかった」という感覚が生まれます。

 

そして、ブログで発信します。

 

 

 

カウンセリングに当てはめると

 

クライエントが何かで悩んでいる。

 

カウンセラーは自分自身の内面に気づき、それを表現する。

 

それを聞いていると、クライエントの中で何か「答え」のようなものが浮かぶ。

 

クライエントは、その分かったことを表現する。

 

 

 

 

どちらかが導く存在ではなく、

 

対等な関係で出会い、

 

自らの内側に開かれていると、

 

そこに新しい何かが生まれてくる。

 

 

 

こういうことかなと思います。

 

これはイーマサウンドセラピーにも当てはまります。

 

イーマサウンドセラピーを受けて大きな変化を感じる人がいます。

 

そういう人は、調子を整えるために、半年後とかに受けにきます。

 

逆に、あまり変化を感じない人もいます。

 

その違いはなんだろうと思っていました。

 

 

 

イーマサウンドセラピーは、最初の3つのモデルではないようです。

 

医学モデルのように

 

調子の悪いところを治してもらう

 

という意識には沿わないのかもしれません。

 

 

 

どちらかが導く存在ではなく、

 

対等な関係で出会い、

 

自らの内側に開かれていると、

 

そこに新しい何かが生まれてくる。

 

 

 

体に流した音が体の細胞に浸透していきます。

 

健康な音に触れることで共振して細胞が健康になります。

 

細胞が元気になると体や心が元気になります。

 

 

 

セラピー後にすぐに変化が見える場合もあります。

 

まず、顔色が明るくなります。体温が上がります。そして、心が開きます。

 

あっ、何かが動いたな」と感じます。

 

変化が実感されるのに時間がかかる場合もあります。

 

1週間後とか1ヶ月後の場合もあります。

 

セラピー後の自身の変化に敏感でいることは大切だと思います。

 

 

 

イーマサウンドを受けた後も心身をケアしましょう。

 

私たちは細胞が元気になろうとしているのを邪魔してしまうことがあります。

 

例えば、胃の音というのがあります。

 

胃の細胞が元気になろうとしているのに、それを無視して胃に負担をかけることがあります。

 

なんか、もったいないですよね。

 

 

 

医学モデルのように、

 

治すのはセラピストの仕事と考えずに、

 

積極的に自身に向き合っていくことが大切です。

 

対等な存在として出会い、

 

ともにコラボレーションすることが大切ですよね。