イーマサウンドは病気を治すことを目的としていません。問題(病)に直接アプローチしません。河合隼雄によると心理療法のモデルは4種類あります。イーマサウンドは心理療法ではありませんが、このモデルで説明します。

  1. 医学モデル
    症状→検査・問診→病因の発見(診断)→病因の除去・弱体化→治癒

  2. 教育モデル
    問題→調査・面接→原因の発見→助言・指導による原因の除去→解決

  3. 成熟モデル
    問題、悩み→治療者の態度により→クライエントの自己成熟過程が促進→解決が期待される

  4. 自然(じねん)モデル
    治療者が「道(タオ)」の状態にあることによって、非因果的に、他にも「道」の状況が自然に生まれることを期待する

 河合隼雄は次のように書いています。(引用「心理療法序説 岩波文庫」)

 

これはユングが中国研究者のリヒャルト・ヴィルヘルムより聞いた話として伝えているものである。ヴィルヘルムが中国のある地方に居たときに干魃が起こった。数ヶ月雨が降らず、祈りなどいろいろしたが無駄だった。最後に「雨降らし男」が呼ばれた。彼はそこいらに小屋をつくってくれと言い、そこに籠った。四日目に雪の嵐が生じた。村中大喜びだったが、ヴィルヘルムはその男に会って、どうしてこうなったのかを訊いた。彼は「自分の責任ではない」と言った。しかし、三日間の間何をしていたのかと問うと、「ここでは天から与えられた秩序によって人々が生きていない。従って、すべての国が「道(タオ)」の状態にはない。自分はここにやってきたので、自分も自然の秩序に反する状態になった。そこで三日間籠って、自分が「道」の状態になるのを待った。すると自然に雨が降ってきた」というのが彼の説明であった。

 

ここで注目すべきことは、彼は因果的に説明せず、自分に責任はないと明言した上で、自分が「道」の状態になった、すると自然に(then naturally)雨が降ったという表現をしているのである。ここで、中国人がヴィルヘルムに言うときにどのような用語を用いたかは知る由もないが、彼が「道」のことを語る点から見て、老子『道徳経』に用いられる「自然」の話を用いたものと推察される。

 

私はイーマサウンドは自然モデルだと思います。病気を治そうとはしません。生まれてから現在までの生活で無理をして歪んでしまった心身にイーマサウンドの音を流すだけです。

 

心身が「道(タオ)」の状態になると、自然に(then naturally)新しい何かが生まれます。

 

医学モデル、教育モデル、成熟モデルのように、導く人と導かれる人がいるわけではありません。

セラピストがクライアントの病気を治そうとしたり、問題を解決しようとはしません。

  • どちらかが導く存在ではなく
  • 対等な関係で出会い
  • 自らの内側に開かれていると
  • そこに新しい何かが生まれてくる。

イーマサウンドプラクティショナーの私がいて、セラピーを受けるあなたがいます。

そして、イーマサウンドという特殊な音を流します。

イーマサウンドの音は、あなたの体の細胞を健康にするスイッチを入れます。

そのことであなたの体の細胞に新しい変化が生じます。

 

しかし、その新しい変化の芽を育てるのはあなた次第です。

セラピー後の心身の小さな変化に気づいていることが大切です。

セラピー後にお渡しする岩塩とイーマサウンド波動水で整えることが大切です。

 

どのように変化の芽を育てるかというと、例えば、イーマサウンドには胃の音があります。

その音をかけることで胃を元気にするスイッチを入れます。胃が健康になる準備ができます。

胃にやさしい食事をして、調子の変化に気づいていてください。

そのときに暴飲暴食を続けるとどうでしょう。せっかくの変化が無駄になります。

 

セラピストに治すことを期待して、自分は心身の調子を整えることをしない人にはイーマサウンドセラピーは適していません。私とあなたは対等な関係です。

共に、新しく生まれてくるものを大切に育てていきましょう。